こんにちは、ドイツスタッフのCです。 2週間程日本に帰国してミュンヘンに戻ってきたら、街はすっかりクリスマス本番モード。市庁舎前の広場のクリスマスマーケットもすごい人出でした。オーナメントやお菓子を売るスタンドのほか、いつも人気なのがグリューヴァイン(ホットワイン)の屋台。この甘くてスパイシーな赤ワインの匂いが、クリスマスの匂いと思っているドイツ人は多いはず。 この市庁舎前のマルクトとは別に、少し南に行ったところにはクリッペン・マルクトというのがあります。クリッペとはキリスト生誕の場面を人形で再現したもののことで、クリスマスの飾りのひとつです(フランス語ではクレッシュ。プロヴァンスのサントン人形もそうですね)。幼子イエス、マリア、ヨゼフを中心に、厩の動物たちや、3人の王様、羊飼いなどの人形を飾ります。ドイツでは木彫りの人形が主流で、手彫りの工芸品に近いものはそこそこの値段がするので、毎年すこしづつ増やしていくという場合が多いようです。その人形がずらっと並んだこのクリッペンの市もなかなか見飽きません。 市場ではないですが、変わったところではレゴやプレイモビルのクリッペもあります。この時期ドイツを旅行される方はお土産にいいかもしれませんよ。
by ornedefeuilles
| 2007-12-09 03:59
| ドイツいろいろ
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