少しお休みを頂いて、シチリアを旅行してきました。行く前はイタリアの片田舎や海辺のリゾート地といったイメージを持っていたのですが、島をぐるっと一周してみて、その自然や歴史・文化の多様さに驚かされました。 ドイツ人にとってイタリアのイメージというと、「レモンの花咲く国」というゲーテの詩の一節がよく引き合いに出されます。いままではピンとこなかったのですが、今回シチリアを訪れて、谷が黄色に染まるほどたわわに実ったレモン畑の風景が、しっかりと目に焼き付きました。 またゲーテは「シチリアなしのイタリアというものは、心に何の印象も残さない」というようなことも書いています。ギリシヤ、ローマ、イスラムと時代ごとに様々な文化・勢力が支配した地中海の真ん中のこの島には、いまもその痕跡があちこちに残っていて(立派なギリシヤ神殿も!)、ヨーロッパが形づくられてきた歴史がぎゅっと詰まった、とても魅力的な土地でした。 なんて、ちょっとインテリっぽいこと書いてみましたが、実際にはおいしいアーモンドのお菓子やジェラートに気を取られてばかり・・・。ニューシネマパラダイスやグランブルーなどの映画に出てくる、小さな田舎の村の風景や、目の醒めるような青い海ももちろん素敵です!また絶対訪れたいなぁと思っています。 写真上:タオルミナ/下:お土産に連れ帰って来た、張り子のロバ #
by ornedefeuilles
| 2007-03-29 18:32
| 旅の風景
先日東急文化村で開催されていた
「ティアラ展」へ行ってきました。 結婚式でのティアラの、華やかなイメージしかなかった私は、実際に行って見て驚きました。 旅行中に飛行機事故にあい、一家全員死亡の中、唯一残っていたティアラが展示されていたり、ライバルに対抗して購入したとても高価なもの、田舎暮らしを好み、家畜を買うために手放したもの・・・など、一つ一つに物語があり、つけていた人の思いが込められていることを知って、感動しました。 革張りの専用の箱に入っているものもあり、その箱だけでも十分かっこよくて、せめて箱だけでもいいから欲しい・・・と思ってしまいました。 #
by ornedefeuilles
| 2007-03-23 15:17
| スタッフ雑感
今日はお店近くの喫茶店のシャンドンに行きました。
たまに行くのですが、ぼーーっとするのにもってこいの落ち着く店内。ボーーンボーーンと古い壁がけ時計の音色がなんとも心地よく、くたびれた感のあるタペストリーが良い雰囲気を出していて、店内を眺めているだけでもなんだかおもしろいのです。 選んだのはオムレツとパンにカフェオレが付いたセット。カップにこぼれそうなほどたっぷりとのった泡がうれしい。 お店に来ていただくお客様に聞いたところ、ここのいちごのショートケーキは今まで食べた中で一番美味しいとか。小ぶりではあるけれど、その中に美味しさがぎゅっと凝縮された甘さ控えめのケーキで、本当におすすめです。 #
by ornedefeuilles
| 2007-03-17 18:01
| スタッフ雑感
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by ornedefeuilles
| 2007-03-15 18:43
| ドイツいろいろ
今日はひな祭り、ということでひな祭り限定のマフィンとたくさんのお菓子を運んできてくれた星谷さん。
お菓子も残りわずかとなった頃、事務所で奈々さんと温かいお茶をいただきながら少しお話。その後、見たこともないほど大きな、そしてうすいグリーンのシャプリエのバッグを抱えた奈々さんは、笑顔で「ごきげんよう」と言いながら帰ってゆきました。 また来週もよろしくお願いします! #
by ornedefeuilles
| 2007-03-03 17:47
| オルネ裏話
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