はじめまして、なぜかドイツのミュンヘンで仕事をしているスタッフCです。こちらでときどきドイツの話題をお伝えしてきますね。
+ + + ミュンヘンの中心にあるヴィクトアリエン・マルクト(市場)は、豊かなバイエルンの州都を象徴する場所のひとつで、いつも地元の人と観光客とでにぎわっています。今日マルクトに出かけたら、キノコを並べたお店が出始めていて、もう秋の気配。キノコにも惹かれますが、夏が終わる前に食べておきたいものがあります。 それはMirabelle ミラベル。 梅の実ほどの大きさをしたスモモの一種で、フランス・ロレーヌ地方が産地として有名です。ジャムやリキュールなどに使われますが、やはりマルクトで生のミラベルを買うのはまた別の楽しみ。今日はドイツ産のものを買ってみました。 そのまま食べて美味しい品種もありますが、これはあっさりした味でちょっと物足りなかったので、タルトを作ることに。タルト生地に種を取ったミラベルを並べて、砂糖をふりかけ、オーブンへ。すると、きみどり色からつやつやとしたオレンジ色に、果肉もミラベル特有のねっとりとした食感に変身!このねっとり感があるので、クリームなど入れなくても(手抜きしても)美味しく頂けます。 甘酸っぱいミラベルのタルトを食べながら、過ぎ行く夏を惜しみつつ、でも収穫の秋を思うとワクワク。季節と生活とのつながりをより実感できるのが、マルクトに出かける魅力のひとつです。
by ornedefeuilles
| 2006-09-05 04:14
| ドイツいろいろ
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